早起きは三文の徳どころではありません。目が覚めてから体が起きるまでにはタイムラグがあります。
体が十分に活動できる状態になっていないと食欲も湧きませんし、食べたとしても消化に時間がかかってしまいます。
朝の9:20から試合がある場合、遅くとも6:20には布団から出ましょう。
朝ごはんを十分に食べずに練習に参加するのはダメダメです。
夏場の練習では大量のエネルギーを消費します。食事で摂取したエネルギー以上を練習で消費するような事態になると、練習すればするほど体の中では足りないエネルギーを筋肉や脂肪細胞を分解して補充しようとします。
つまり、せっかく運動をしている子ども達にとって成長に必要な大事なエネルギーを、野球の練習で消費していることになります。これでは体が大きくなりません。
9:00~13:30までの低学年の通常練習でも夏場は2ℓ以上の水分を必要とします。1ℓ以下の水筒では全く水分が足りません。大きめの水筒を子ども達には持たせてください。中身はスポーツドリンクがおすすめです。
子ども達が帰宅した時に、水筒内にまだ飲み物が残っているぐらいがちょうどいい量です。もったいないなんて思わないでください。
中野セネタースでは親当番がありません。現地で選手に足りない水分をチームが購入して補給することはありません。必ず自宅を出る前に、その日に必要な水分量を必ずお子様に持たせてください。
お弁当が腐るのを防ぐため、また火照った子ども達の体温を下げるため、あるいは打撲など怪我をした場合に患部を冷やすために複数の保冷剤を持たせてください。
中途半端な保冷剤は、夏の暑さのもとではお昼まで持ちません。
(最近では保冷効果の高い保冷剤も出てきました)
氷嚢に水を入れ、そのまま冷凍庫で凍らせると長時間持たせることができます。
本来氷枕には氷と少しの水が必要(氷は溶けることで温度を下げるため)ですが、夏場のグランドでは氷嚢内の氷が溶けてくるので、最初から水を入れる必要性は薄いと思います。
塩を多少入れるとさらに温度を下げることができますが、塩を入れたときは使用後に十分流水で洗い流してください。塩分が氷嚢の劣化を進めます。
氷嚢をビニール袋で包み、
それを適当なタオルで包んだものを
再度ビニール袋で包んでください。
これで結露をかなり防げます。
練習時や遠征時、お弁当などが入ったバッグは極力日陰に置くようにしています。しかし、朝9:00に置いた場所が12:00まで日陰とは限りません。そもそも遠征時は日陰があるのかどうかもわかりません。
必ずお弁当には保冷剤を入れておいてください。